今回はオブジェクトをぼんやりと光らせてみる方法を載せてみました

光にはピカーッ!!と強く光るタイプもあれば、ぼや~とやんわりと光るものもあります

エフェクトを作る上では欠かせない表現の一つかと思います

なので、それを LightWave でやろうとしたのですが・・・・

が・・・

やり方が分からんっ!

というより忘れたっ!

じゃっく

なんじゃったかいの?

何となく特殊効果の「グロウ」を使うのは頭の片隅にありましたが、それがなぜか見当たらない

そこで解説動画を確認したところ、バージョン違いで場所が変わっていたことに気が付きました

とりあえず自分の持っているバージョンでも適用できることを確認

今度こそ忘れないように記録しておきます

手順

では、早速ですが手順を載せます

こんな感じとなっています

始めにモデラーで適当なオブジェクトを用意して、レイアウトに読み込みます

色・質感編集パネルを開いてマテリアルだったり、色や光の強さなど好きなように変更

あとは特殊効果パネルから「グロウ」を追加して、レンダリングすれば OK

これでぼんやり光る様子が確認できます

オブジェクトを読み込む

まずはモデラーでオブジェクトを用意します

ただの確認なので、好きなものを簡単にポンッと作成

作ったら保存して、レイアウトにエイヤッと投げます

質感編集から各項目を変更する

STEP1
質感編集を開く

レイアウトに読み込んだら色・質感編集パネルを開きます

ショートカットは F5

一応モデラーでも色・質感編集パネルは開けますが、今回はレイアウトの方が都合が良いのでレイアウトで設定しています

STEP2
マテリアルや各種設定を変更する

もし、使っているバージョンが 2018 以降だと、初期状態が principled BSDF というものになっているはずです

変えなくても効果は反映されますが、これを Standard に変更

ついでに色と自己発光などを好きなように調整していきます

スムージングにも一応チェック

オブジェクトにグロウを設定する

STEP1
イメージプロセシングを開く

あとは特殊効果の「グロウ」を当てます

この時、使っているバージョンが 2024.2 なのですが、これがどこにあるのかというと・・・

なんと「その他ウィンドウ」の「イメージプロセシング」にあります

全然気が付きませんでした

てっきり「特殊効果」というパネル名で存在しているのかと・・・

確か「その他ウィンドウ」も別の名称だったような気がします

じゃっく

こんなん分かるかいな

ちなみにショートカットキーは Ctrl+F8 です

STEP2
イメージフィルタからグロウを追加する

古いバージョンだと始めからグロウ項目が表に出ている状態でしたが、これが新しいバージョンでは「イメージフィルタ」の中に移動したようです

なので、「イメージフィルタ追加」から「グロウ」を追加

追加したらオンにチェックマークが入っていることを確認します

じゃっく

チェックが入っていなかったら反映されないです

STEP3
グロウの値を設定する

「グロウ」をクリックすると設定パネルが開くので、値を簡単に設定します

グロウの設定
  • 明るさ:100%
  • グロウの半径:40

「明るさ」はぼんやり部分の明るさ

「グロウの半径」はぼんやりしている部分の厚みといったイメージですかね

「グロウの半径」は 50 が最大値っぽいです

やってて気づいたのですが、「グロウの半径」は上げれば上げるほど、レンダリングに時間がかかるようになります

なので、ここは上げ過ぎ注意

じゃっく

たった一枚絵なのに 40 で 4.5 秒、50 で 7.0 秒かかっちゃう

また、サーフェイスの明るさは黒矢印の値と連動しています

値を上げてレンダリングすると、オブジェクト周辺のエッジがくっきり見えるようになりますが、不自然に感じたので初期値の 50% のままです

環境ライトの種類を他に変更する

STEP1
レンダリングをして確認する

確認はレンダリングをして確認します

VPR じゃだめなん?と思いますが、「グロウ」の効果は VPR では確認できないようです

じゃっく

どうやら対応していないっぽい

レンダリングした結果を見ると、ちょっとだけぼんやり光っているのが分かります

ただ、これでは背景が明るすぎて見にくい・・・

STEP2
グラディエント背景をオフにする

そこで特殊効果パネルにある背景の設定を少し変えます

「グラディエント背景」という項目があるので、ここのチェックを解除

これで項目上にある「背景色」の色が適用されて、真っ暗になります

じゃっく

見やすくなった

結果

改めてレンダリングして確認

よしよし 良い感じできました

じゃっく

ちゃんとぼんやり光っている!

結局のところ忘れていたので詰まりましたが、やり方が分かってしまえば問題無いですね

これで完了です

まとめ

それでは簡単にまとめてみます

まとめ
  • 特殊効果のグロウはプロセシングの中にある
  • グロウの半径は上げ過ぎないように注意する
  • 背景はグラディエント背景オフで暗くできる

今回は特殊効果のグロウを使って、オブジェクトをぼんやりと光らせてみました

とりあえずグロウのことをかすかながら覚えていたおかげで、やりたい表現ができてよかったです

当時は何を思ったのかメモを取る考えが無かったので、今回改めてメモを取る大切さを理解しました

じゃっく

これがいわゆる若気の至り?

やっぱりなんでもそうですが、使わないと忘れます

今後も覚えたことは、できるだけ記録するクセを付けていこうと思いました

そしてこのグロウ

ビームなどの光線系エフェクトに使えそう

面白そうなので機会があったら試してみます

それでは、おつかれさまでした~

参考資料

使用ツール

3DCG
  • LightWave3D
動画
  • Bandicam
  • ScreenToGif
画像
  • CLIP STUDIO PAINT PRO